2017年04月21日

左から

Q.

飛行機はなぜ、左側から乗るの?


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A.  

飛行機の乗り降りには、ほとんど機体の左側にあるドアが使われます。これも何か理由が
あるのでしょうか?
 
ここで少し、船の話をしたいと思います。
船は、船首に向かって右側、つまり右舷を「スターボード・サイド(STARBOARD SIDE)」、
左舷を「ポート・サイド(PORT SIDE)」と呼んでいます。

その昔、大勢の人を乗せたり、荷物を運ぶのは船の役割でした。
そして、古い時代の船は、右舷の船尾に取り付けられた舵板(STEERING BOARD)で、
コントロールする仕組みになっていました。
(ちなみに、この言葉が後に、「STARBOARD」に変化しました)
 
船が港に到着するときを考えて見てください。
右舷には舵板があるため、船を岸につけるのに邪魔になってしまいます。

そのため、船は左舷から接岸して、人の乗り降りや荷物の積み卸しをするのが慣習となり
ました。それで、左舷を「ポート・サイド(港側)」と呼ぶのです。
 
そんな船から、飛行機へと時代は移り変わり、今でも飛行機には船に倣った用語がたくさん
残っています。

たとえば、私たちは飛行機のことを「シップ」と呼びます。
機材繰りなどで使用機材が変更されることを「シップ・チェンジが発生した」と言います。
客室を「キャビン」、乗員を「クルー」、機長を「キャプテン」と言うのも船から倣って
います。
 
このように飛行機と船では共通する用語が多く、船の慣習もまた飛行機に多く引き継がれて
います。
ですから、人の乗り降りは左舷で行うという船の慣習が時代を経て、飛行機へと引き継がれ、
乗り降りには大体、左側のドアを使うのです。
 
それでは、なぜその他のドアがあるのかというと、通常、機内を掃除したり、次のフライトの
食事や販売品を機内に搭載するために使用されます。
機体左側のドアは「パッセンジャー・エントリー・ドア」、右側のドアは「サービス・ドア」
と呼ばれます。

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また、ドアは非常脱出口として大切です。
飛行機のドアの総数は、非常時に片側のドアから90秒以内で、搭乗している全員が脱出できる
だけの数を取り付けるように決められています。
ボーイング747-400は最大搭乗数568名で12カ所、ボーイング777-200は最大搭乗数389名で
8カ所といった具合です。
 
皆さまを各地に運ぶ飛行機には、船の慣習が息づいています。


左側のドアを使用するのは原則ですが、空港設備や状況に合わせて右側のドアを使用することも
あります。




〜JAL航空豆知識より引用しました。

posted by アイスオーレ at 10:59| Comment(0) | 旅客機関連